2022.06.28

つむら通信

Vol.2(ネコ特集)

セミナーご案内~もし災害が起きたとき、ペット達を守れますか?~

「地震が起きた時どう避難したらいいの?」
「多頭飼いだから不安…」
「ペットと一緒に避難できるかな?」

近年、大きな災害が続いています。動物を飼っている方は、自分だけでなく動物たちの災害時の準備も必要です。どういった準備が必要なのか、一緒に考えていきましょう。

おまけセミナー

歯みがきのコツ教えます!

日頃から「デンタルケアが難しい」という声をよく聞きます。
診察中にゆっくりお伝えできないことを、まとめてアドバイスさせていただきます!

第2回 飼い主様向けセミナー

① 『災害に備えて飼い主ができること』 30分
講師:つむら動物病院 院長 津村先生

② 『歯みがきのコツ教えます!』 30分
講師:株式会社 ビルバックジャパン 塚本 嘉樹様

③ 『嬉しい景品付 抽選会』
1等 イヌ・ネコ健康診断無料券 (15,000円相当)…2名様
2等 デンタルグッズ詰め合わせセット…5名様
3等 当院で使える商品券(1,000円相当)…10名様


日時:2018.12.9(日)14:00〜16:00

会場:御池台地域会館


・参加費無料(ドリンク付)先着順40名
・参加者全員特典あります


申し込みはTELかメールで、受付します。お名前とご参加人数を必ずお伝えください。
※申し込み期限は11/30(金)までなのでお早めに!!

前回のセミナー報告

前回のセミナーは、「美味しいごはんで健康に長生きを目指そう!」「知らないと危ない!寄生虫からイヌ・ネコ・ヒトにうつる怖い病気」の2つのテーマでさせていただきました。
100名様近くの飼主様にお集まりいただき大盛況でした~☆

ネコ特集

近年のネコブームで皆さんのネコへの関心や興味が高まっているように感じています。
そこで、ネコとより良い生活が送れるようにアドバイスができればと思い、ネコ目線で『ネコ特集』を作ってみました。皆さんもネコになったつもりでよんでみてください!
今まで気にしていなかったことが実は『ストレス』や『病気のサイン』だったかもしれません。

ネコ特集❶ごはん編「もっと美味しくごはんが食べたいにゃ~!」

ネコちゃんが美味しくごはんを食べてくれて、それを見ている飼い主様も嬉しくなれるようにちょっとしたコツをお伝えしたいと思います(^^)ぜひ参考にしてみてください!


コツ1 食器を工夫し清潔にする!

◎口が広く浅い食器を選ぶ
口が狭いとヒゲが縁に当たって食べなくなってしまうことも…
◎ステンレスや陶器を選ぶ
プラスチックはどうしてもにおいが残るので避けた方が良いです。ごはんを足すときはその都度洗って清潔にすることも大切です。


コツ2 温めてからあげる!

◎ウェットフード
ネコは冷たい食事を好まない傾向にあります。冷蔵庫に入っているもの、冬場は開けたてのものでも冷えているので耐熱容器に移してから電子レンジで温めてあげてください。
◎ドライフード
ドライフードも電子レンジで少し温めるとにおいが立って食べてくれることもあります。


コツ3 ドライとウェット両方試す

「うちの子はドライしか食べない」「ウェットしか食べない」というのは飼い主様が思い込んでいる場合もあります。ネコも歳とともに好みが変化する事もあるので一度試してみてください。


コツ4 調味料を加える

におい付けのために、かつお節やにぼしなどの好物をトッピングする方法です。食事制限がある子には、出汁パックをフードの袋の中に入れておくだけで余分な栄養を取らずにおいだけつけることができるのでおすすめの方法です。


ネコちゃんは食事へのこだわりも強いので難しいですが、その子に合った方法を見つけてみてください。そして「やさしくあげる」というのも大事なコツです!食べない場合はやさしく声を掛けながら手で口元に持っていってあげてください。

ネコ特集❷トイレ編「こんなトイレが理想だにゃ~!」

ネコちゃんはトイレにもこだわりが強い!個体差はありますがネコちゃんの理想のトイレをご紹介します!


1.トイレの数

『ネコの頭数+1』

頭数が多く、頭数分のトイレが用意できない場合、ネコたちをグループに分けてグループ数+1以上用意してください。


2.設置場所

『食器や休息場所から2m以上離す』

排泄は安全な場所で行う傾向がありますので、目立たない静かな場所、夜間でもアクセスしやすい場所に設置してあげて下さい。


3.ネコ砂の種類

『粒が細かく固まるタイプ』

粒が大きいタイプは足場の不安定さから好まれないことが多い。砂の深さは5cm以上。(掘っても底が見えない程度)


4.形状/サイズ

『ある程度深さのあるもの(段差が負担になる高齢ネコには浅いものを)』

ネコの体長の約1.5倍以上のサイズが理想。


ネコちゃんはトイレ環境にストレスを感じると、おしっこを我慢して膀胱炎になったりトイレとは別の場所でおしっこをしてしまったりと色々なトラブルに繋がります。個体差がありますので、個々のネコちゃんの好みを見つけてあげてください!

ネコ特集❸病気編「こんな病気に気を付けてほしいにゃ~!」

ネコちゃんがなりやすい病気をご紹介します。
下記のような症状がみられたら要注意なのでぜひ覚えておいてください!
「早期発見・早期治療」に繋がります。


1.尿路結石症(尿石症)

年齢に関係なくなりやすい泌尿器の病気です。
症状:排尿障害や血尿が認められます。
診断:尿検査や画像診断で行います。


2.慢性腎臓病

主に高齢ネコがなりやすい腎臓の病気です。
症状:水をよく飲み尿をたくさんするようになります。進行すると痩せてきたり、元気・食欲が低下してきます。
診断:血液検査や尿検査で行います。


3.糖尿病

年齢とともになりやすくなるすい臓の病気です。
症状:水をよく飲み尿をたくさんするようになります。
診断:血液検査や尿検査で行います。


4.心筋症

年齢に関係なく起こる心臓の病気です。
症状:初期ではほとんど症状を示しませんが、進行すると疲れやすくなったり呼吸困難を示します。
診断:血液検査や画像診断を行います。


5.甲状腺機能亢進症

高齢ネコで発症する甲状腺の病気です。人では「バセドー病」ともいいます。
症状:体重減少や嘔吐、鳴き声が大きくなるなどです。
診断:血液検査や画像診断を行います。


病気のネコは何らかのサインを出しています。そのサインに気づいてあげることも飼主様の大事な役目です。そして今回のネコ特集に伴い、「冬の健康診断」を行いたいと思います。


是非、この機会に受けてみて下さい!詳しくは下記をご覧ください。

冬の健康診断受けましょう

動物は1歳を超えると1年で約4歳ずつ年を取ります。
例えば、8歳のイヌ・ネコを人の年齢に換算すると、約51歳になります。ずっと子供のように感じている大切なペットもいつのまにか飼主様の年齢を超えているということも…
人が年に一度健康診断を受診するように、ペットも定期的な健康チェックをすることで病気の「早期発見・早期治療」に繋がります。
そこで、今回はイヌ・ネコ共通の健康診断3コースをご用意しました。その子に合ったコースをお選びください。
血液検査は院外の検査センターに依頼するので当院で行っている通常の健康診断の2倍以上の項目を調べることができます。春に健康診断を受けた子も、より詳しく体の中の状態をチェックできるのでぜひ受けてみませんか?

STAFF紹介

記念すべき第1回目は…我らが院長☆津村先生!

Q&A〜いろいろ質問しました!〜

院長 津村 文彰

  • 動物占い:コアラ

『宴会好きな夢追い人』
クリエイティブな才能に溢れる天才肌!信頼を裏切らないおおらかな性格

生年月日は?

1985.3.4(33歳)

出身校は?

明星高校(大阪市)、日本獣医生命科学大学(東京都)

連休は何してる?

旅行(国内外問わず) いつかはハワイに…

おすすめの映画は?

ディアドクター(邦画)

経験したバイトは?

居酒屋・清掃・焼肉屋

昔のニックネームは?

むっつん!

生まれ変わったら何になる?

福山まさはる(歌が上手でかっこいいから)

自分の性格を一言で!

楽観的

子供のころの夢は?

ゲームデザイナー(ゲームが好きだったから)

今後の夢は?

病院をすこし大きくして年中無休に!!

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