診療案内 Medical information

鍼灸・漢方内科

鍼灸・漢方診療について

当院では一般的な西洋治療に加えて、東洋医学(鍼灸・漢方)を用いた診療も行っています。西洋医学と東洋医学、両方の長所を利用して治療していく、中西統合医療を目指しています。西洋医学と東洋医学には、それぞれメリットとデメリットがあります。両方を上手に融合させることでメリット最大限に出し、デメリット(副作用など)を限りなく小さくしていくことを目的とし、わんちゃんとねこちゃんにとって少しでも心穏やかに過ごせるサポートをしていければと考えています。

対象疾患

鍼灸

  • 高齢で足腰が痛そう、歩様がおぼつかなくなってきた
  • 椎間板ヘルニア等の神経疾患
  • 運動器疾患
  • 尿漏れ
  • 認知症、不眠

など

漢方

  • 皮膚疾患
  • 自己免疫疾患
  • 慢性疾患
  • 泌尿器疾患
  • 体質改善
  • 免疫力向上

など

担当獣医師のご紹介

窪田

獣医師

窪田 理沙

ご挨拶

つむら動物病院で鍼灸・漢方内科を担当しております、窪田理沙と申します。
私は獣医師になったばかりの頃、東洋医学はどこか怪しそう、本当に効果があるのだろうか?と懐疑的に考えていました。しかし、あるわんちゃんをきっかけに、東洋医学の素晴らしさを知り、東洋医学でたくさんの動物たちが楽になり、その子達らしく生きれるのではと考えるようになりました。

先人たちが命を懸けて残してくれた中国3000年以上の歴史をもつ東洋医学を、少しでも動物たちに還元できるように、日々精進して参ります。気になることがありましたらなんでも構いません、いつでもお気軽にご相談ください。
※漢方初診・鍼灸治療に関しては基本的に予約制です。

よくある質問

Q鍼を痛がったりしないでしょうか?
A 痛がる子の方が少ない印象です。髪の毛よりも細い鍼ですので、じっとしてくれている子がほとんどです。わんちゃんよりねこちゃんのほうが鍼は敏感な子が多いです。お試しで普通の施術の半分の時間でさせていただくことも可能です。自宅でお灸のみしていただく子もいます。
Q漢方薬の副作用は?
A 漢方と言ってもお薬ですので、副作用はあります。ですが、基本的に副作用はかなり少ないのが漢方薬の特徴です。副作用に関しても定期的に血液検査等でチェックしていきますので、ご安心ください。
Q漢方薬と西洋薬の併用は可能ですか?
A ほとんどの組み合わせでは問題は起きませんが、併用に注意すべき組み合わせもありますので、診察時に確認させていただきます。
Q漢方薬が飲ませられるか不安です。
A 当院で処方させていただくのは医療用漢方が主ですので、ご想像のように漢方独特のにおい・風味はあります。粉で投薬が難しい場合は丸剤にして投薬していただく方法もありますので、概ねほとんどの子は投薬が可能となっております。
Q診察の予約方法は?
A 初診の方は一度ご連絡ください。基本的には診察時間内にご来院いただき、お話をきかせていただきます。鍼灸の施術に関しては火曜日・土曜日・日曜日の16時半~17時、または金曜日の17時以降での予約制となります。上記時間が難しい場合はご相談させていただきます。
Q費用はどれぐらいかかりますか?
A 以下の表をご参照ください。(税抜)
東洋医学初診料 3,000円
東洋医学再診料 1,500円
鍼灸(初回お試し) 1,500円〜
鍼灸(一般) 3,000円〜
漢方薬(1種類あたりで1日)
~3kg未満 100円~
3~10kg 150円~
10~20kg 200円~
20kg以上 400円~

※西洋的な検査や治療を行う場合は別途その費用も発生します。