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2022.07.15
ブログ投薬時は親指と人差し指または薬指を使って、猫の頭をつかみます。
その子によって頭の大きさが違うので、まずはイメージで掴んでみましょう。
強く掴みすぎると、痛がるので注意してください。
手のひら全体を使って猫の耳を倒すくらい頭を包み込むように撫でてあげます。
嫌がらなかったら、ご褒美をあげましょう。
慣れてくると、親指と人差し指または薬指を使って頭を包み込むように撫でます。そしてまたご褒美をあげましょう。
何度も繰り返すうちに、自然と頭を触られることに慣れてきます。
錠剤を投与するときは、猫に真上を向いてもらわなければなりません。
②で行なった撫でる練習の延長で、毎回少しずつ角度を大きくしながら、上に向く練習をしましょう。
頭を上に向けるたびに、ご褒美を与えて褒めてあげてください。
猫が上を向いていると、下顎を指で押し下げるだけで口が開きます。いきなり大きな口を開けさせようとせずに、ちょっと下顎を触る程度で、口を開けさせてみてください。
徐々に口を大きく開けられるようになってくると、褒める&ご褒美を与えてあげてください。
口を開けてくれるようになると、下の付け根あたりにドライフードを1粒落とします。
その子が好きな味のフードを使いましょう。
舌の上に粒が落ちても、好きなフードであれば猫の負担にはなりません。
舌の付け根に粒が落とせるようになったら、頭や喉を優しく撫でてあげます。
錠剤はそのままでは猫の胃に溶けにくいので、お水を飲ませてあげると良いです。
ドライフードでの練習から必ず褒めてあげること、ご褒美をあげることを忘れないでください。
飼い主様に口を開けると、美味しい粒を飲ましてくれることを自然に覚えてもらいましょう。
ご飯を食べている時などに後頭部から首にかけてを触って毛を分けてみましょう。
触るときに、嫌がるそぶりのある子は丁寧に触ってあげてください。
触ることができたら、褒めることを忘れずにしましょう。
お薬を投与する部分を指で触って、同時に褒めてあげる&ご褒美をあげることを繰り返し行い、投与部分を触られることに慣れてもらいます。
お薬を投与する場所にシリンジの先端を当ててみて、嫌がらなければご褒美をあげましょう。
猫に好きなものを食べてもらっている間に、水を皮膚に垂らしてみましょう。
シリンジに水を入れて、1滴分から始めて、少しずつ量を増やしていきます。
最終的に、1mL滴下できるように練習しましょう。
水を垂らす毎に、褒める&ご褒美を忘れずに行いましょう。
皮膚にシリンジの先端を付けるくらい近づけた状態で滴下すると、猫がびっくりしにくいです。
シリンジで液体を押し出す練習も事前に行っておきましょう。
お薬を投与したときは、投与部分の分けた毛並みを優しく戻してあげながら、褒めてあげます。
その後は注意を逸らすようにするために、おもちゃなどで遊んであげると良いです。
皮膚滴下剤は、猫が舐めない場所に投与してあげてください。
猫にお薬を飲ませる前に、まずは飼い主様のシリンジ練習を行いましょう。
シリンジを押す強さや持ち方に慣れておくと、投与するときに緊張せずに自然な動きになります。
猫も緊張せずにお薬を飲むことができます。
シリンジの練習をしておくと、投薬以外にもお水を飲ませる時や皮膚滴下剤の投与などの場面で役に立つので、練習しておきましょう!
②飼い主様の体の脇で顎に手を添えてあげましょう!
猫は強い力で押さえられることが苦手です。
体と腕で顎の下に添えた手で、猫を優しく包んであげましょう。
イラストのような形ができたら、褒める&ご褒美を与えましょう。
最初は下向きまたは水平から、少しずつ顎に添えた手で頭の角度をあげていきます。
45度くらいを5秒間キープできるようになるまで、少しずつ行いましょう。
少しでも角度をつけることができたら、ご褒美を忘れずに与えましょう。
最初は何も液体は入れずに、シリンジだけを犬歯の後ろに近づけてみましょう。
嫌がらずにできたら、ご褒美を与えます。
何回か繰り返し慣れてくると、好きな味のスープを使ってみて、1滴分ほど飲ませる練習を行いましょう。
毎回少しずつシリンジに入れるスープの量を増やして、2mLくらい飲めるようになることを目指しましょう。
猫を押さえ込まずに、猫が好きな味のスープで練習することが大切です。
飲んでくれたら、褒める&ご褒美を与えてあげましょう。
猫がシリンジで液体をもらえるときは美味しいものだと認識してもらえるように、徐々に練習していきます。
無理に与えてしまうと、シリンジを見ただけで嫌がってしますので、注意が必要です。
褒める&ご褒美は毎回忘れずに行うことがポイントです。
犬の顎の下に優しく手を添えて、顎を真上に向けます。
親指と人差し指で目薬を持ち、残りの指でまぶたを開きます。
目薬の容器が犬の目線に入らないように、後ろに回って目薬をさします。
容器の先端が目の中に入らないように、注意してください。
目薬は何滴も垂らさずに、1滴だけ垂らすようにしましょう。
目薬が目からこぼれたときは、清潔なコットンで優しく拭いてあげてください。
数種類の目薬をさす場合は、間隔を5分以上あけてください。
猫の顎の下に優しく手を添えて、真上を向かせます。
もう一方の手でまぶたが上を向くように頭をしっかりと固定します。
※猫が暴れてしまう場合はバスタオルなどで包んであげると、猫が安心しておとなしくなります。
目薬の容器が猫の視界に入らないように、後ろから目の上に点眼をします。
容器の先端が目の中に入らないように気をつけてください。
目薬は何滴も垂らさずに、1滴だけ垂らすようにしましょう。
目薬が目からこぼれたときは、清潔なコットンで優しく拭いてあげてください。
点眼時間は、目薬を処方した獣医師の指示に従ってください。
ただし、最低1時間以上の間隔をあけて点眼してください。
数種類の目薬をさす場合は、間隔を5分以上あけてください。
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