2017.03.02
ブログ人と犬の皮膚って同じなの(?_?)
答えは「NO」です‼
犬は一見身体が人より丈夫そうで、
地面で寝たりもするし皮膚も人よりも丈夫だと思っていませんか?
実は、犬の皮膚はとても弱いんです。
人と犬では皮膚の構造も少し違っていて、一番の違いは皮膚の厚さです。
犬の皮膚は薄く、人の皮膚の3分の1~5分の1ほどしか無いため
すぐに皮膚が赤くなったり、湿疹ができたり、カサカサしたりします。
犬にもアトピー体質やアレルギー体質というのもあり、
皮膚の痒みで定期的に通院している子もいます。
犬の皮膚を守るとためにご自宅でできるスキンケアは4つです‼
その①.その子にあったご飯を食べさせましょう。
→アレルギー体質の子や皮膚の弱い子には療法食がおススメです。
その②.定期的にシャンプーやブラッシングをしましょう。
→シャンプーは必ず犬用のもので洗いましょう‼耳掃除も忘れずに。
シャンプー頻度は皮膚の状態にもよりますが月に1~2回が目安です。
その③.人と同じように保湿をしましょう。
→シャンプー後には保湿をして皮膚のバリア機能を高めましょう。
皮膚が乾燥しやすい子・フケの多い子は日頃から保湿が大事です。
その④.ノミやダニなどの寄生虫はしっかり予防しましょう。
→ノミやダニはアレルギーや痒みの原因になります。
パッと見てノミがついていなくても安心できません。目で見えない場合がほとんどです。
このように犬の皮膚は弱いものだと認識し、
日頃からしっかりスキンケアをしてあげましょう♪
急にお腹に湿疹ができてしまったり、耳を痒がっていたらすぐにご相談下さい。
当院では皮膚病の治療に力を入れていますので、何でもご相談下さい(*^-^*)
ちなみに犬はほとんど汗をかきません。この話はまた今度(^_^)/
院長 津村
つむら動物病院について
つむら動物病院は、堺市南区にある動物病院です。
堺市南区の地域に根ざした動物病院として、最新医療を提供するだけでなく、インフォームドコンセント(納得診療)で飼い主様と病気に向き合っていきます。
また、生活習慣・しつけなどの日常のお困りごとにも対応しております。
まずはお気軽にご連絡ください。