こんにちは(^^)/
院長 津村です。
最近、乳腺癌などの女性ホルモンが関係している病気で来院される子が多いので、
今日は「避妊手術をすることで予防できる病気」の話です。
①、乳腺癌
人と同じように乳腺にできるしこりが乳腺腫瘍で、
ワンちゃんの場合は約半数が悪性です。
ネコちゃんの場合は8割~9割が悪性と言われていますので非常に怖い病気です。
ただ、若い時に避妊手術をすることでほぼ100%予防できます‼
②、子宮蓄膿症
女性ホルモンのバランスが崩れたり、子宮内膜炎が原因となり
子宮の中で細菌が増殖し、膿が溜まってしまう病気です。
子宮の中に膿が溜まっていくとドンドン全身状態が悪くなり、
放っておくと死亡してしまう病気です。
年齢に関係なく、避妊手術で子宮と卵巣を取り除くことで100%予防できます。
③、卵巣腫瘍などの卵巣疾患
卵巣腫瘍は卵巣が腫瘍化し大きくなり、お腹が徐々に張ってくる病気です。
悪性のものだと肺に転移をしたり、お腹に水が溜まってきたりします。
他の様々な卵巣の病気も避妊手術をすることで100%予防できます。
ほかにも子宮筋腫などの子宮の病気も予防できますが、
特に①や②の病気がとても発生率が高いので、
これらの病気を予防することが避妊手術をする一番の理由です。
若いうちに手術をすることがおススメですが、
年をとった後でも、手術をすることで予防できる病気はたくさんあります‼
「今更手術をしても」と思わずに気軽にご相談下さい♫
院長 津村
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